保育目標⑤

感動したものを表現する心を育てる。

子どもは自分の気持ちや意思をいろんな方法で表現します。

生後まもなくの頃は、泣く、笑う、手足を動かすことしかできません。赤ちゃんの声がよく通るのは、伝えたい思いがとても強いからだとも言われます。それがやがて、話す、絵や文字を書く、歌やダンス、運動と、年齢や発達状態に応じてどんどん幅が広がっていきます。上手に表現できる子もいればそうでない子もいますが、子どもたちは、自分を知ってもらいたい、何かを伝えたいという気持ちにあふれています。
そして、自分の興味があることに触れたり、体験したりすると、感受性や好奇心が養われていきます。そして本物に触れたその驚きや感動を覚えておきたい、誰かに伝えたいという思いが強まるものなのです。

たとえば御南では、毎年、大原美術館へ遠足に行き、学芸員の方の協力を得て対話型鑑賞を行っています。一枚の名画から、それぞれが感じたこと、思ったことをつなぎ合わせて一つの物語を作るというユニークな鑑賞です。そこには大人が驚くような発想があり、とてもおもしろく楽しいものができあがります。

また、歌をよく歌うのも御南の特徴の一つ。季節の歌が毎日どのクラスからも聴こえてきます。

御南保育園では、本物に触れることでそうした心と表現方法を幼児期の今から養っていければと考えています。

こんな場面にも保育目標は息づいています