お弁当を食べてお腹いっぱいになったら、いよいよ生き物探しです!
あじさい組は「虫の原っぱ」へ阪田先生と出発。
虫の原っぱでは、水辺の生き物を中心に探したり、見つけたりできるよう、阪田先生が1人に1つ程度持てるよう、網や虫ケースを用意してくださっていました。感謝!
「アメンボ見つけた!」「こっちにも!」
「カエルいるかな?」
「トンボ捕まえたよ!」
他にも
トノサマガエル
(危険が近づいてもギリギリまで逃げない「お殿様」のようだから“トノサマガエル”)
サワガニ
(清流でしか生息できないカニ。ということは、センターの水はとってもきれいなんですね。)
一方、さくら・ひまわり組は、山田先生と松本先生と野草園の田んぼへ。
田んぼ脇の水路で生き物探しです。こちらでも、網とケースをたくさん用意してくださっていました。おかげで子ども達も素早いカエルやヤゴなどをしっかりと捕まえることができました。
生き物探しが始まると、次々と珍しい生き物たちが顔をだしてくれました。
(アカハライモリ)
(オオコオイムシ)
メスはオスの背中に卵を産み付け、オスが子育てをするそうです。
(ヤゴ)
シュレーゲルアオガエルとその卵。
これは、山田先生もびっくりの大発見で、卵は滅多にみることが出来ないそうです。さらに、人がいるとほとんど鳴かないのに、目の前で「カタカタカタカタ…」と鳴き声も聞くことができました!
最後に、カヤネズミの巣跡やノウサギの糞もみせてもらうこともできました。
どの子もワンダーパワー全開で、里山の自然や生き物の息づかいを感じることができたと思います。まさに、Sense of Wonderにあふれた遠足になったように思います。
この貴重な体験は、教育・保育活動につながり、現在、子ども達はその感動を造形や文章など、色々な形で表現している途中です。これからの活動も一層楽しみですね。
最後になりましたが、事前打ち合わせから丁寧に対応してくださり、当日も貴重な体験をさせてくださった阪田、山田先生、松本先生、ありがとうございました。
これから6月に向かい、水辺の生き物も命が一番輝くときです。どうぞ、ご家庭からも足を運んでみてくださいね。
(岡田)