3歳児クラスの子ども達が制作した鯉のぼりが元気に園内を泳いでいます。
3歳児らしい色と線、そして夢がたくさんつまった鯉のぼりをぜひご覧下さい。
さて、5月になり、子ども達が散歩に行っている笹ケ瀬川の土手沿いには緑の風が吹きぬけています。
そんな中、岡山県自然保護センターの山田哲弘先生(通称:てっちゃん先生)が第二園の子ども達と一緒に地域のお散歩に行ってくれることになり、今日はその現地視察に来てくださいました。
てっちゃん先生は元々植物の専門家で、環境カウンセラーでもあります。前御南保育園とてっちゃん先生との関係は深く、毎年春と秋の自然保護センター遠足には深く関わってもらっていました。当然、現こども園になっても、それは継続中ですが、今年度は新しい試みとして『地域の四季の自然に触れる体験プログラム』を一緒に取り組んでいただけることになりました。(実は先生と数年前から温めていたプロジェクトです。)
いつもの散歩コースもてっちゃん先生と歩くと全く違った風景に・・・。今回はその一部をご紹介します。
下の写真はスイバ・・・噛むと酸っぱい味がします。スイバってこんな身近にあったんですね。
道中で色々なテントウムシにも出会えました。
シロネ・・・シソ科の植物は茎が四角いって知ってました?
これはウマゴヤシの仲間で、牧草として使用される草らしいです。知らなければ素通りしてしまうような植物もその由来を知れば急に身近に思えてくるから不思議です。
仲良しなカメムシ夫婦にも遭遇
こんな小さな花(ノヂシャ)を見つけてホッとできる人間になりたいものです。
スズメノヤリ…他にもスズメノテッポウが有名ですね。昔の日本人の暮らしの中にスズメが身近な存在だったことが分かります。
『地域の自然に触れる体験プログラム』第1弾は5月9日(火)に実施する予定です。対象は3歳児クラスです。(雨天時は翌日に延期の予定)
植物の世界は人間以上に熾烈な生存争いの繰り返しの中で、美しさと不思議さに満ち、まさに小さな宇宙そのものです。
子ども達がてっちゃん先生とどんな体験をし、ワンダーパワーを使ってどんな発見を楽しむのか、今から本当に楽しみです。
(渡邊)